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2016年の私のおんがく

2016年によく聴いた新譜と、それをつなげるのによく使っていた旧譜。いろいろ切り貼りしてるので雑多。

Lotto / EXO*1
・Release the Pressure (Fatboy Slim Remix) / Red
・Lose Control (feat. Ciara & Fat Man Scoop) / ミッシー・エリオット*2
・Radio体操ガール feat.YONCE / 冨田ラボ*3
・Take a Chance / スピードメーター*4
・Feel It / PUSHIM*5
・PARTY SIX / 韻シスト*6
・Swing at somewhere feat. コトリンゴ / C.O.S.A. × KID FRESINO*7

・TONIGHT! / LUCKY TAPES*8

・Saturday In the Park / シカゴ
・圧倒的なスタイル / Negicco
・しようよ / SMAP*9

・what U need? / LAY*10

・ともだち / 宇多田ヒカル*11
・kurage / ぼくのりりっくのぼうよみ
・Wind Bell / in the blue shirt
・Windy Chimes / Shing02 & Cradle Orchestra

・Virtual Insanity (Live At the Verona Amphitheatre) / Jamiroquai
・Marry U (SUPER SHOW 5 Live) / SUPER JUNIOR
・Valerie (BBC Radio 1 Live Lounge) / エイミー・ワインハウス

・Beautiful Life(DJ Fumiya remix) / Shiggy Jr.
・黄昏サラウンド (tofubeats REMIX) / RIP SLYME

・私 結婚できないんじゃなくて、しないんです / 得田真裕
・Go to the River / ヤエル・ナイム
・夜にダンス / フレンズ
・majority blues / チャットモンチー
となりのトトロ / 久石譲
・キセキ / グリーンボーイズ
・だいすき / 岡村靖幸

・Spin My Head / UNCHAIN
・NEW ERA / Nulbarich
・SLOW DOWN / 向井太一
・EVISBEATS / ひとつになるとき
・HIT NUMBER - EVISBEATSとPUNCH REMIX / おかもとえみ

・That's the Way of the World / Earth, Wind & Fire
・괴도 (Danger) / TAEMIN

・Carry On / ノラ・ジョーンズ
・これで自由になったのだ / サンボマスター
・醒めない / スピッツ
・百八円の恋 / クリープハイプ
・A Song for You (feat. Christina Aguilera) / ハービー・ハンコック
Black Bird / りんとけーびー
・蝶々結び / Aimer

・RGTO (feat. SALU, H.TEFLON, K DUB SHINE) / AKLO
・一網打尽 REMIX feat. NORIKIYO, SHINGO★西成, 漢 / 韻踏合組合

・No Sleeep(feat. J.Cole) / ジャネット・ジャクソン
・LOSER -KR Ver.- / BIGBANG
・맛있는술 / Hyukoh
・D (Half Moon) [feat. Gaeko] / Dean
・Funky Sensation / Gwen McCrae

・硝子の少年 / 山下達郎
・なんねんたっても / KinKi Kids
・まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL / Nissy(西島隆弘)

・You’re a big boy now ~お兄ちゃんになるまえに~ / NONA REEVES
FLASH / Perfume
・NANIMONO (feat. 米津玄師) / 中田ヤスタカ
・惑星になりたい / 松田聖子
星野源 / 恋
・Love On Top / ビヨンセ
・ナイトグルーヴ / iri
・milk tea / 清水翔太

・피 땀 눈물 Blood Sweat & Tears / 防弾少年団
・Lean On (feat. Mリ) / Major Lazer & DJスネイク

・東京 ~ NTTドコモ Style'20 (feat. 5lack) / SILENT POETS feat. 5lack
・夜風に吹かれて / EVISBEATS, マイケル☆パンチ & Mighty Mars
・夜を使いはたして feat. PUNPEE / STUTS

*1:一国のトップアーティストのリード曲が「ロト」で、シャキーン!っていうレジスターの音から始まるの、だいぶ攻めてると思う。あとEXOの曲って、サブスクで他より明らかに高音質でクリアなのなぜなんだろう。毎回ミキサーに感服している。

*2:上の曲とこれが私の人生のダンスクラシック。

*3:YONCEがOLD JOEとSuchmos以外のメロディを歌ってるのを初めて聴いて新鮮だった。確かに複雑なスキャットなんでもできそうな声だよね!

*4:全然新譜じゃないけど三井住友カードのCMかな?で聴いて以来スピードメーター好き。

*5:「F」は2016年のベスト3には入るアルバム。頭からケツまでフリーだしファミリーだしフィールだしコンセプトが通ってて最高だった! ライブでもうすでにそんな感じだけど、「Keep Peace Alive」とか「The Original Love Song」はPUSHIM史でも過去のアンセムと肩を並べる存在になっていくと思う。PUSHIMはいつの時期も最高だ。

*6:↑プロデュース&レーベルメイトの韻シストつなぎ。韻シストの新しいアルバムが完成した、出たっていうだけで2016年は素晴らしい年でした。

*7:この曲のMVは自分も周囲も大好きで「あれチェックした?」ってなった。コトリンゴの歌声は「この世界の片隅に」でも素敵な存在だったなー。

*8:曲の入りと、大サビ後の「このムードに酔っていたい」×3と、その後のキーボードソロがが特に好き。イントロの作り方が神がかってるLUCKY TAPES!(「All Because Of You」とか)。

*9:この3曲はセットです。“J-POP、サタデー・イン・ザ・パークネタ使いすぎ問題”のパート。

*10:EXOレイちゃんのソロ。一発撮りのMVで全身のダンスが全編見られるのがうれしい。曲は10年前のR&Bって感じでSMエンタにしては特に面白味ないんだけど、やっぱりこのへんの音が好みなのでヘビロテしちゃってた。中国語は濁音が少ないから響きがきれいだなー。

*11:「Fantôme」を入手した日にこの曲だけ続けて30回リピートしてたくらい、ずっと聴いても飽きないトラック! 私の大好きな宇多田だー!! 小袋くんいい声すぎー!! ゲイの友人の恋愛話を膨らませて作ったと知って、さらに好きになりました。

「ビニールの城」

4月16日

上演決定&メインキャスト発表

蜷川幸雄(演出・シアターコクーン芸術監督)コメント

ぼくは唐さんの戯曲にさらわれた人間です。この「ビニールの城」も、豊かな詩的言語や時空を自在に超えるドラマツルギーに溢れている。

そして、ぼくにとっての唐さんの戯曲の凄さ、下々の人間たちの寂しく美しい姿も。

久々に一緒に仕事ができる森田くん、充実期を迎えますます輝くりえさん、その存在に注目をしていた荒川さんたち、才能豊かな俳優たちと共に、観客を遠くに連れ去りたいと思います。

森田剛朝顔)コメント

今回の舞台出演が決まり、また蜷川さんとご一緒にお仕事ができることをとても幸せに感じています。蜷川さん演出のもと、素晴らしいキャストの皆さんと一緒に、この「ビニールの城」という舞台に全力で挑みたいと思います。

natalie.mu

5月12日

蜷川さん逝去

 

5月13日

追悼コメント発表

「血は立ったまま眠っている」で、初めて御一緒させてもらった時、「やっと会えたね」と、優しく握手してくれました。舞台の初日前には、「他の人に何を言われても、俺が責任を取ってやる」と言ってくれました。だから舞台に立つ事が怖くなかったですし、この人の為にやりたいと思いました。「馬鹿野郎、変態」と言われながら、たくさんの愛情をいただきました。もう一回会いたかった。謹んでお悔やみを申し上げます。

theater.favclip.com

5月27日

あさイチ」生出演中、蜷川さんとの共演映像に涙。「実感が湧かないですね。まだ稽古場行ったら会える気がするし……」*1。番組の中でポスター初披露。

 

5月27日
演出を金守珍さんが手がけることが決定。「芸術監督 蜷川幸雄・追悼公演」として上演されることに。

natalie.mu

 

8月6日〜29日
本番

natalie.mu

千秋楽はカーテンコール7回。観た方々によると、ラストシーンで夕顔の肩に顔を埋めて泣いていたとのこと。7回目のカーテンコールは1人で、生声で「ありがとうございました」とお辞儀して涙を拭った。

 

 ---

「ヒメアノ~ル」の番宣の頃、剛くんの頭の中は本当は、撮り終わった作品のことではなく目下この舞台に向いているんだろうなと思っていました。バラエティ露出では、慣れない場でちびちびと、でも的確に、“らしさ”を出して振舞っていたように感じますが、「あさイチ」での涙は森田剛の人間性がドバァーッと溢れ出てしまったシーンでした。あんなに優しい井ノ原くんが「僕の町レベルの普通の優しさとは全然違う、宇宙レベルの優しさを持っている」と言っただけある、ものすごく人間味のある情深い人だと思います、剛くんは。それなのに同時に、どこにいても居心地悪そうな孤独感と不良感を醸し出してる。蜷川さんの言葉を借りれば「野ネズミのような」。それでいてジャニーズ。赤い衣装着てセンターにいる。そりゃー稀有な役者でしょうって思う。

 

私は今回、幕が開いて2日目、真ん中の週、千秋楽前日に観劇しました。蜷川さん追悼公演というのもありチケットが全然取れなくて、当初FC分は全滅、V友リア友家族知り合い40人以上(!)の助けを借りてなんとか確保できました。この声届いてないと思うけど協力してくれてありがとう……!

 

初見の感想は「やーすごいものを観た……でも難しい話だったなあ」。剛くんが雑誌取材で「難しい」と言ってたのがよくわかった。あとで思うと台詞や演出を論理的に考えすぎていたのだと思います。その後2回目、3回目と観るたびこの作品を楽しめるようになっていき、なんと濃密な夢の世界だろうと心酔していました。これが唐十郎ワールドってやつかー! そう、この作品は一言で言うに「唐十郎の夢の中の世界」の話なんですよね。金さんが稽古初日にそのように話して、荒川良々さんは「ああ、だったら僕らが何かを理解しようとしても到底追いつかない世界なんだろうな」と思ったそうで、観客の自分もただその世界に身を委ねることにしました。そうして不必要な邪推や秩序を取っ払ったら、水の中を浮遊する手錠のかけられた人形・昼顔が単純に視覚的に美しいとか、宮沢りえさんの声で聞くモモの台詞がすっごく綺麗、って思うだけで泣けたりして、新しい芸術の愉しみ方を学びましたこの度。

 

蜷川さんの追悼公演という点においては、蜷川さんの姿形にわかりやすく似せた人物が、インタールード的に数カ所出てきました。名もない腹話術師っていう役どころなのかなあ、人形役のプリティ太田さんや野澤健さんを操りながら「なんてジメジメした陽気だろう」「なーんてジメジメした陽気だろう!」って台詞を反復させる、なんとも不可思議で抽象的なシーン。あれオリジナルではどうなってるのかな? 戯曲本を持ってる同僚に借りに行かないと。

 

それからパンフレットでの金さんの言葉がものすごく腑に落ちました。「蜷川さんの『ビニールの城』を体験できなかったのは残念ですが、蜷川さんはしっかり〈監修〉として存在しておられる。なぜなら蜷川さんのキャスティングが、すでに演出の半分以上を占めているから。完璧な素材が適材適所に配置されているから、あとは素材の魅力を活かすだけ」という。確かに今回の舞台の一番のミソこそ、森田剛宮沢りえ荒川良々唐十郎というネームの引き合わせであり、蜷川幸雄だからできたキャスティングだとも思います。蜷川さんが最後に人選をした作品で、実際に演者が力を発揮しているのを観ている、それだけでとても価値の高い2時間でした。

 

あと完全に私見ですが、今回、開演するかと思ったら3〜4分何も起こらない時間がありました。ピシャーンみたいな音が響いたから「お、始まる」と思って(今考えるとこれ水の跳ねる音かな)観客全員が舞台上を見つめてて、シーンと静まり返ったシアターコクーンに、風鈴の音色と風の吹くヒューッという効果音がちーさい音量でただ流れている……っていう時間。それで「…………。……?」と疑問に思う思わないかくらいのタイミングでカーン!と音が鳴って暗転するわけですが、私はこれ、蜷川さんへの黙祷を捧げる演出なのかもしれないと思いました。複数回入って、この冒頭の静寂が尺伸ばしではなく毎回行われているものだとわかり、金さんなりの演出なんじゃないかって思い始めたんです。現場で時間を計ってみたら3分から4分の間でした。「ビニールの城」の世界に誘う静寂の時間、1985年の浅草にタイムスリップする時間、会場の芸術監督への黙祷の時間、捉え方はなんでもいいんでしょうけど、私はこの静まり返った3分に精神を落ち着かせて蜷川さんを偲んでいました。

 

千秋楽、涙を流した剛くん。パンフのインタビューで「この稽古場で、僕自身はまず役を楽しむことが第一。公演が終わってから、蜷川さんへの思いと向き合うつもりです」と語っていたから、やっと、ですね、と言ってあげたい。5月からずっと、大変だったと思います。悲しんだり感謝したりする前に果たさなければいけない役割があって。未知の領域と言えるホンで、あのカンパニーの真ん中に立って、朝顔という役を全うするのは刺激的かつ難しい仕事だっただろうなと。本当におつかれさまでした。

 

ファンとしては、また新しいものを見せてくれて誇らしかった。全力が伝わってきてうれしかった。剛くんが泣くと1stコンの映像を思い出しちゃうな。泣きながら「今までみんなに支えられて、助けられてきたんで、今度はみんなにお返しする番だと思います。僕がみんなを幸せにします」ってやつ。21年経っても幸せにしてるよ!

*1:このとき、わりと止めどなく涙流してる剛くんに「泣」「涙」というワードに触れずに蜷川さんへの思いを聞き出して、自分の剛くん観も添える井ノ原くんがめちゃくちゃ素敵だった。

「ヒメアノ~ル」①

2015年3月23日

「ヒメアノ~ル」実写映画化、主演に決定

ついに映画主演! 「映像をやりたい」って言ってたのが叶うんだ! それもこんないろんな意味で面白そうな作品で! 布陣で! とにかくうれしかった。ただ、これから撮影となるとブイの20周年の活動に差し支えは……? とか思っていた。

 

10月26日

追加キャスト(ムロツヨシ)発表
ムロさんがコメントで「安藤という、なんとも哀しい魅力をもった役と会えました。大好きな森田剛濱田岳に挟まれて、好演しました。この場合の好演とは、好きなように演じさせてもらった、の意味です」と。

★R15+指定で公開されることが決定

 

11月1日

特報&ビジュアル解禁
キャッチコピー「めんどくさいから殺していい?」と十数秒の演技に、期待値しか上がらない。

 

2016年3月〜

★試写会(鑑賞1回目)
3月初旬、試写会の中でもかなり早い回で、私は完成した「ヒメアノ~ル」を初鑑賞した。もうすでにたくさんの人が言っているけど、内容もそれに対する森田剛の演技も想像以上だった。前半はファンとして、ビジュアルがカッコよすぎてピーャアアアアと心の中で叫んでいたし、やっぱ自担がスクリーンいっぱいに映るって新鮮〜幸せ〜とホワホワしてたけど、一転、途中からは怖くて寒気がしたり顔を歪めたりして見進めていった先の、あのラスト。あの表情。あの音楽。あれが来たときに、ああ、公開されたら森田剛の世間的評価が一変するかもしれない、と思った。こんな作品と出会って、ここまでやり切った、やっぱり森田剛はすごい。何度も感じたことをもう一度じっくりと思った。今までの舞台で与えてくれた感覚とはまた違う素晴らしいものをありがとう、好きでよかった、って思ったら止めどなく涙が流れていた。と同時に、撮影してたときの剛くんの精神状態が心配になった。作品について考え込んで森田役を引きずってたら相当つらかったんじゃないか、そんな中周りはV6アニバーサリー祭りじゃワッショイワッショイ状態だったはずで、だとすれば去年、若っっっ干口数が少なかったのも納得できる……?みたいなことを考えていた。いや、ファンの1つの典型っていうかおせっかいな老婆心うぜえなと自覚してるけど、そう思った。

鑑賞直後、宣伝会社の人から「どうでした?」と聞かれて「や……すごかったです……」としか言えず。言えないっしょこんなの。矢継ぎ早に「森田さんファンさんから見てどうでした?」と来たので「こういうのが見たかったです」と答えたけど、果たしてその真意が伝わっていたのかどうかはわからない。

試写会の建物を出てからもボーッとして、飯屋で飯の味も感じないままプロダクションノート(パンフレットみたいなもの)を読み込んだ。感想を言い合える人がいないから1人でこの余韻を噛みしめて処理する。まだその時点では、プロダクションノート以外のインタビューや、主要キャストでワイワイやってる誌面や映像などの“補足”が出回っていなかった故、作品のシーンだけが頭に焼き付いて、その日以降どっぷりトラウマとなった。夜道が怖い、ひとり暮らしの沈黙が怖い、寝る前の暗闇が怖い、男の人が怖い。しまいには剛くんの顔を見ると思い出してしまってちょっと嫌な気分になることもあった。参った、こんな強烈に残っちゃうとは。ちなみにこの時期、病院で医者に最近の体調を聞かれ、私は真顔で「好きなタレントの新作映画を観まして、それが素晴らしい出来だったんですけどすっごい怖くて、夜安心して眠れないんですよね。いつ何時も殺される可能性はあるなって」と話した。完全におかしい。医者からは「感受性が豊かになってる時期なんじゃないのかな」というありがたい言葉をいただいた。

このトラウマを消化するのに1カ月以上かかった。4月に入って雑誌露出が増えると「あーあそこはリアルにやるっていう方針だからああいう刺し方なのか」とか、山田真歩さん殴ったあと、さすがに悪いなという気が生じて謝っちゃった(「でも謝るってこと自体が失礼だしするべきじゃない」的なことをどこかのインタビューで言ってて真摯さ見た)っていう裏話を得るし、「撮影中滅入っちゃうからペットショップ行って小鳥見て癒やされてたのか天使めー(ニマニマ)」「ムロさんはグイグイくるってことは健くん系だねーなんやかや好きなほうの分類だねー(ニマニマ)」とか、言わば余計な情報を仕入れるので、作品のみだった脳内が薄まっていった。

 

3月22日

予告編解禁
あ、こんなに“2部構成”を推していくのね、と知る。初回では内容にのめり込んでいて、巧みな編集と構成に気が行かなかった。

 

4月27日

ウーディネ・ファーイースト映画祭に正式出品、吉田監督と共に訪伊
今回の宣伝露出のビジュアルを確認する。黒スーツ+たまにピンクのハンカチ、革靴、ヒゲ、少し黒髪が覗く金の短髪。前髪の毛先がちょうど黒目の位置。(どうでもいいけど、雑誌撮影のときに黒目と毛先を重ねさせるのは剛くんのポージングのクセなのか、カメラマンのよくやる手なのか、固定スタイリスト惣門さんのこだわりなのか、ファンのニーズなのか、謎に多いのよね。前髪需要は一定数あるけど、それは前髪が目にかかってるっていうことであって、ぴったり瞳のところに毛先があるっていうワケじゃ……悶々)

 

5月9日

★ジャパンプレミア完成披露試写会(鑑賞2回目)   に続く。

V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995~FOREVER-レポ①

Wait for You

札幌の初日、興奮でほとんど寝られず朝を迎え、羽田空港でも飛行機内でも新千歳空港でも札幌地下鉄でもドキドキソワソワドキドキソワソワ、もうわしは死ぬと思った頃、コンサートが始まりました。スモークの中に6人の姿が浮かび上がって、剛くんが「♪指折り数えてる」と歌い出して、6人が「I Wait for You」と続ける。あなた方に会えるのを指折り数えてWaitしてたのはこっちのほうで、今そこにいる。やっとコンサートで会えた。やっとこの曲が生で聴けた。心の底から生きててよかったなあと思いました。ナポレオンジャケットのロイヤルな衣装も相まって神々しすぎて、そこまで思いを巡らせてしまったよ。

静まり返った中、自担の声から始まってくれるのがほんとうにどれだけうれしかったか。自分が入った計10公演、いつも鳥肌を立てて見つめていました。

 

MUSIC FOR THE PEOPLE

・昌「代々木ー! 楽しんでこうぜー!」
・前奏でポーズ決めた瞬間、メインスクリーンに勢いよくツアーロゴが出る。
・ファイナルだけ、曲終わりとともに「20th Anniversary 2015/11/01」と表示される。

イントロで会場内全員の血が騒ぐ、縦1列になる、剛くんから順に踊り出す、フッフー!コール、ポーズ決めてガシガシ踊り出す、特効が上がる、トニがカミを跨ぐように長い足を回す、アウトロで走って中央に集まり1・2・3のV字に配置する、ターンしてグーを前に出してポーズで終了。この曲の1場面1場面で歓声が上がるのが本当に好きだ。こうやって20年前の曲を同じ振りで、同じ歌割りでできるのは誰1人メンバーが欠けなかったからで、それってめちゃくちゃすごいこと。世の中いろんなグループがいる中で年々そう思う。だからこっちも同じノリでフッフーして、この曲ではひと際盛り上がっていたいんですよ。ずっとキャーキャー言って、黄色い声浴びる気持ちよさをずっと感じててもらいたい。

 

Supernova
・間奏〜ガナガナにかけて、それぞれ自分の周りを囲うレーザーを手の動きと合わせて操るようにパフォーマンス。
・その後の大サビから火柱が上がって、振りがそれまでのOMGコンver.からセクバニコンver.に変わる。

いやーこれは反則だわ……。初日「1年目ー!!!!!」って叫んだからね。3年目のスパノバで、1年目+2年目をミックスしてくるとは恐れ入った。香水付ける動作のときは、サブスクリーンに映るのが、1回目の右手のとき准くん、2回目の左手のとき剛くんで固定化されていました。もう、准くんが眉毛の動きで憂いげな表情になるのとか、森田さんが口を若干開けるのとか、尋常じゃない色気。殺られた。

 

Air
・よったんの歌い出しで毎回歓声が上がる。
・大サビ前(いつもサプライズ演出してくるポイント)で花束手にしてセンター花道へ進んでいく。
・最後にアリーナに花束投げ込む。
・三宅さんから投げ入れられた花束に「森田剛」と記名されてる写真が一時Twitterで話題に。これどんな剛健一体化???

始まった瞬間に歓声が上がるのは、よったんの歌い出しが神っていうのとこの曲が人気曲だからだよね? 正直この曲が特別人気高い理由がイマイチわからない阿呆な自分だったんだけど、ごめんなさいこのツアーでわかりました。剛くんのパートのとき(歌声激甘)、半周回って向きを変えたらカチッで音が鳴ったように固まる振りなんだけど、剛くんだけカチッのあと急に止めた反動で微妙に揺れてるんですよね。人形っぽい動きのときは人形に徹する森田剛。こんな感じで、この曲のダンスはそれぞれの特徴が表れてるなあと思う。

 

太陽のあたる場所
・准「みんなで一緒に歌おうぜー!」
・センターステージの上昇する円形ステージに集まり、外向いて歌う。
・カミわちゃわちゃラップ。からの「♪この道の先に」で剛くんから後ろ半分の花道に進んでいく景色が超好き。

その後のMCで岡田がしきりに「あそこ楽しいね」と剛健にアピール。「あのときトニセン何してんだろうね?」と言ったとき、「確かに!w」と同時に「それだけあのときはカミっこ空間なんだね……」と思った。横浜あたりで剛くんが「あれもうやめてくれる!? ベルト持って持ち上げるの! 痛いんだよな!」つって健くんもそーだそーだ!って便乗して、それ以降グワーッて派手に持ち上げるのはなくなった。けど名古屋で岡田が右肩に剛くんを乗せるという驚愕の手乗り文鳥芸が……。

 

Can do! Can go!
・イントロ、エンド花道に横1列でオリジナルの振りで踊る。
・歌い出しとともに剛井准 / 博健昌に分かれてサイド花道へ→サビは花道途中で踊り→アウトロでセンターステージ集合

新潟は、Fブロというエンド花道の後ろに設けられたブロックのド真ん中にいて、Cangoのイントロは全員のケツを凝視するというオイシイことをしとりました。したら気付いちゃったんです、よったんの腰がグワングワン動くことに。1人だけなんか特徴的な動きしてるっていうか、めっちゃ腰を使って動くのこの人! それ以来、このときは森田さんと井ノ原さんを一緒に見るようになりました。

アウトロの振り、右モモ上げ→両手広げる→半周ターン→下向いて手をくの字にしてガニ股、というとこで剛くんはいつもタイミングを間違えちゃうみたいで、横浜3日目で右モモ上げと両手広げるのを同時にやってしまい、円の向かいにいる博とめっちゃ笑ってたw 「あそこ、どうやってもカッコよくできなくない?」って嘆いてました。っていうか、カッコよく踊ることを念頭に置いてることがサラッとわかってグッときた。

 

SPOT LIGHT
・メインスクリーンを使い始める。超大画面に映る三宅健(36)の御顔がかわいすぎる問題。
・「♪仲間がいるから」親指で後ろ(メンバー)を差す森田剛がカッコよすぎ(泣)。
・井ノ原パートで岡田がよったんを垂直に飛ばす。さっきの「太陽〜」の剛くん持ち上げは沈静化したけど、こっちは公演が増えるにつれ激化。最終日はついに4人がかりで飛ばし(まぁくんは何かあったときのサポート役)よったんは「わぁ!!」以外、パート丸々歌えなくなる事態にw

 

グッデイ!!
・イントロの剛健見合いポイント、全公演でニッコリ笑っててかわゆございました。6人の中で一番早くリズムを取る健くんと一番遅く取る剛くんなのに、こういうときはピッッッタリ動きが合うのホント不思議。
・Aメロの准健、井博の見合いポイント、どっちを見るか絞れなくていつも苦しい。
・シェケラで剛担が一度死ぬ。なんでこんな明るい曲でこんなエロっちい顔できるんだろう。片目だけ半目にして半身になって「♪君(と始まる)」でビシッと指差しされたら、ねえ(ため息)。

 

HONEY BEAT
・相変わらず剛健だけ「♪笑って」でほっぺ2回ツツンってする。
・「♪穴があるんだ」のとき、人差し指でキレーイに上に向かって螺旋を描いて、必ずその指先を見るように上を向く剛くん。これ、私は剛くん中心に観てるからそういう振りなのかと思ってたら、横のよったんはそうしてなくて、上向くのは森田剛アレンジなんだって気付いた。そのときの喉仏とか顎のラインが絶品で毎度見惚れる。
・「♪ねえキスを」の投げキスする振りは准くんのが一番好きだから双眼鏡をずらす。
・Bメロ、健准、剛博のペア絡み。主にまた准のセクハラを堪能。ツアー前半は健ちゃんの上半身をガシガシ触るってのが多くて、代々木あたりは最後に乳首をVサインでつまむのが多かった(って書いててホントに変態観察記録って感じでつらい)。

ここまで、30分弱踊り倒すV6。初日は曲かかるたびに「まだ踊る! まだ踊る!?」って友達と顔を見合わせて驚いてた。

 

MC
・井「アルバム買った人ー? 買ってない人ー?」 准「安心してください、売ってます!」安村ポーズ
・イノハラの話術が冴える年齢別挙手(以下最終日の反応)
20代「声の伸びが違う」
30代「負けん気出してくるねえ」
40代「脂が乗って声帯が潤ってる」
50代「小鳥のさえずりのよう」
60代「逆に声質が少女に戻るのかな!?」
70代「おしとやか。大和撫子だよね」
80代「アリガトウ! アナタガスキダカラ!」
90代 いなくて「いた会場もあったんですよ」
10代「先生に対するハイみたい」
子供たち「大丈夫? おじさんたちだけど」
男性
スタッフ
「顔は見えないけど、みんなでこの会場1つになって盛り上がっていきましょう」

トニセン着替えに行ってカミセントーク
剛「カミセンで踊ってて、岡田はアイコンタクトできるからいいよね。あなたはできない人なんだよ」
健「なんでだよ!(笑)」
剛「それでも20年間やってこれたのは皆さんのおかげですよ」
健「みんな頭の上に花束咲いてんじゃないかっていうぐらいお祝いムードあふれてるよね」(花束は咲きませんよ)
准「……どういうこと?」
剛「ツッコまなくていいかな」

 

Honey / 20th Century
・カミ「ゆかいなおじさんたち出てくるからね」「今日は何してくれんだろうね」
・ツアー中盤までは健ちゃんがフィーチャーされてて、健ちゃんがまぁくんにおんぶでひっついたままサビギリギリまでステージ上にいたなあ。代々木ではまぁくんが超がんばって“ゆかいおじさん”とか“面白おじさん”を演じてくれてキャーキャー浴びてました。
・サビでそれぞれのファンのお客さんがスクリーンに映って、画面上でその子に向かって歌う演出。主催ラブセンサイドの要望を盛り込んだ演出を1つは作らなきゃいけなかったんだろうなあとw

 

涙のアトが消える頃
・センターステージに6人。中央に置かれた1脚の椅子に向かってパフォーマンス。大サビで外側向く。

この曲の振付、剛くんも好きって言ってるけどすごくいいよなあ。ポージングをキレイに見せなきゃいけない振りだから難しいと思う。こんなバラードでガッツリ踊ってくれるのうれしい。

 

GUILTY
・センターステージ横の花道に横1列。それぞれ椅子に座り、サビに入る♪ジャ、ジャ、ジャーンで2人ずつ足かけて座ったまま踊り出す。
・間奏時にメインステに移動。マンガの音喩と集中線が描かれたスーツと連動した、モノクロの線画がメインステに映る。この曲の演出はPV通りというか、すべてモノクロに統一されてた。
・大サビは6人のユニゾンダンスが圧巻。
・最後はコイントス。ザッ!と取る振りで歓声。

この曲で見せたかったものは「座ってでも踊るV6」だろうなあ。腰が制約された中でそれぞれの身体の使い方見て、やっぱ剛くんは肩使うのがうまいなあとか、足首ほそ……とか、まぁくん足なが……とか、岡田やっぱどっしりしてる……とか。

白黒スーツのことは自分の中で「ドギャアースーツ」と呼んでたんですが、けっこうな数の客が密かに衝撃を受けたにも関わらず、このスーツのことをMCで取り上げたりすることは1回もなかったですね。写真出すとこに出したら「発想www」って面白がられてスレ立ちそうなもんだけど。

 

キミノカケラ / Coming Century
記念的なコンサートの中で唯一通常運転というか普通のツアーっぽい場面だなと思う。ツアー初期こそ演出も選曲も一番地味だなと思っていたけど、じわじわ来るっていうか曲中の3人の表情がどんどん良くなっていった気がする。剛准は演技力が増したから身を切るような表情でこういう曲がより魅せられるようになったんだろうし、アイドルのプロ三宅健はもう泣いちゃいそうに儚い顔してて。

私の忘れられない“コンサート中の三宅健”のひとつが、セクバニコンの「12ヵ月」なんだけども。その前にオープニングから20分以上踊り倒して、やっと来たバラードなので汗がちょうど吹き出すタイミングで、リフターに乗った健くんが横アリスタンドにいる私のブロックの前に来ました。そんとき汗で髪を濡らしながらうつむいて歌う健くんがマジで子犬みたいで、リフターに乗ってるのに世界に入りきってて誰もお手振りとかしてなくて、ハァ〜プロアイドル尊い……と思ったんでした。

 

will
・カミがメインステから、トニがエンド花道から歩いてセンターステージに集合。この、前後3・3で歌いながら集まってくる場面、上から見てるとすごいいい。

 

SP"Break The Wall"
・フルサイズ。演出面でも本人たちのパフォーマンス面でも前半の山場。
・センターステージにいる6人を包むように前後左右からレーザーが放出され、会場全体が時に光の海のような幻想空間にもなり、時にレーザーが走り回るエッジィなクラブのようにもなり。
・踊り倒した後、アウトロでメインステへの花道途中で6人の手から後方壁に向かって赤いレーザー発射。レーザーの当たる壁には特に何もなかったけど、代々木ではアニバロゴが表示されるように。10月31日のみ、ハロウィン仕様でジャック・オ・ランタンが。

ここは本当に圧巻の見せ場だった……。パンフとかで「懐かしい曲をやったりファンのリクエストにも応えつつ、自分たちのやりたいことや新しいV6という部分も見せられたら」みたいなことを言ってたけど、その先鋭的な部分、自発的な部分がここなんじゃないかと思った。

この曲はリリース名義が「V6 & ☆Taku Takahashi(m-flo)」だけど、改めてものすごい高度なトラックだと思う。全編オートチューンかかってて、“V6”をレペゼンした歌詞で、ブレイクの部分は当時の☆Takuさんがよくクラブでかけてたバッキバキのハウスの音入れてて。ジャニーズのコンサート会場でこれを爆音で聴いて踊れるなんてマジでうれしい。

あとダンスのフォーメーションの複雑さも随一で、曲中に7回くらい正面にする方角が変わる。それも不規則だし、南東とか微妙な方角もあるし。レーザーは会場全体を支配するアイテムだったけど、メンバーの動きと完全連動した照明演出も素晴らしく。センターステージよりも後ろの席で見るとわかる演出がある。説明しづらいけど、准くんと博がセンターから出て横の花道に行って、ほか4人がセンターで踊って准くんのパートにつなぐとき、センターステージを囲う上下可動の反射板が斜めになっていて、円の中で4人が踊ってるという画。これは半分より後ろじゃないと見えない画なんです。とにかくスタッフと6人の職人的パフォーマンスにただただ息を呑む6分間でした。